Long Goodbye

残された私と息子。そして母と義母
ふたりで仕事しなければ、ふたりで二人を介護しなければ。
やるしかない。

10代の自立

 

私の家族

父と母と一人っ子の私は転勤族でした。

転勤は2年毎。


小学校6年生と中学校1年生の2年間が

一番辛かったなあ。


小6(公立)、中1(私立)、中2(公立)と

毎年、初めましての自己紹介を

やらなきゃならなかった。


毎年、新しい友達を作らなきゃならなかった。

(まぁ、そのお陰で初対面には強くなり、今もすぐにお友達に成れますが・・・)


で、父、母に『私、もう付いていかない!!!』宣言をしました。


『独りで住む ! 高校はちゃんと3年間

同じ所に行く!』


父は至極尤もな意見だ、抗議だ、

と思ったのかどうなのか?


一人っ子の我が儘をすんなり了承してくれました。


私の自立第一段階でした。

あの時代は、ほぼ却下! という時代。

母はオロオロでしたが

父は思う所があったんでしょうね

転勤でいつも可哀想って。


思いつきのような抗議も

その後の私の生き方に大きな影響を

与えてくれました。


私の自立心って、一人っ子の我が儘から生まれたようなもの。


この自立心がその先ずっと母との

葛藤を作り出したような気がする。


厄介ですよね。母と娘。